TWENTY ONE VILLAGE
故郷案内 廿一村
廿一
(
ニジュウイチ
)
村の歴史
京都の文化が関八州を乗り越えて奥の平泉に咲きほこった800年以上の昔のことであろう。手長山の西麓で巌石の多い沢地から流れ出 て廿一川に落ちて行く渓流のほとりに砂金取り鉱山が開かれ、多くの坑夫達が集まり、これ以降廿一村も仲々の繁昌振りを誇ったと云 う。村では縄文式土器等が多数発掘されており、人類はかなり以前より住んでいたようであるが、記録として残されているものはない。現 在でも金の採掘跡は存在しているが、村は長い間、農業を中心に栄え今日に至っている。
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