廿一
村の文化
- 釜神様: 我が家の釜神様です。宮城県から岩手県南部に存在する。台所の神様を信仰する習慣が日本各地にありますが、
この地域では、土間(かまどを見下ろせる所に設置してある。)に飾って、日々見張って??いる。正月は神棚とともに供え餅を上げる。我が家の釜神様
は、以前屋根裏にあったのを大黒柱に移動して飾ってある。材質は多分ケヤキで大黒柱の余材で創られたと思われる。
- 廿一田植え踊り: 100年以上前からこの地方に伝わる田の神信仰に起源する豊年祈願、郷土の繁昌を祝う田園舞踊の一つで
ある。今も地元の保存会によって保存され、長い間踊り伝えられている。現在はお正月の奉納のための踊り(毎年元旦の早朝に、村の八雲神社と古峰神社
で、豊作祈願の舞いを奉納した後、農家を門付して回っている。)を初め、年間を通しての各種行事や各地の民踊大会でも、素晴らしい踊りを披露してい
る。現在は、宮城県より無形保存文化財として指定を受けている。又、村の子供達も廿一田植え踊りを伝承すべく、一緒になって踊りの練習に励んでいる。
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